ワンコたちとの日々

仕事のこと、買った商品のこと、美味しいお店、など日常を書いています

保育園的優等生赤ちゃんに共通する両親のタイプ

いきなり涼しくなって、夏はあっと言う間にどっかに行ってしまったよう。

さようなら夏・・・。

気候はさておき、今日も可愛い子供たちに囲まれながら、仕事をしていた。

 

保育士に一番人気の赤ちゃん 

夕方は0歳児と1歳児は合同保育となる。

私のデスクから、6か月になったAちゃんがbabyラックに座っているのが見える。

じっ~~~~~~と私のことを見ていた。

f:id:Lemongrass:20150826001534j:plain

 

あまりにも見つめられるので、近くによっていき、

「Aちゃんかわいいねぇ~。」

と、思いっきりの笑顔を見せてあやしたら、Aちゃんもニッコニコの笑顔で返してくれた。

目は一重で、決して赤ちゃんモデルになれるようなタイプではない。

まだ、髪の毛もほとんどないので、男の子にも見える時がある。

そんなAちゃんから、満面の笑みを見せられると、なんて可愛いんだろう!!

と、キュ~~ンとなる。

もちろん、赤ちゃんの純真無垢な笑顔だからなのだが、それだけではない。

とにかく、保育士たちの大人気赤ちゃんなのだ。

 

このAちゃん、本当に手がかからない子なのだ。

産休明けから、保育園に預けられているのだが、無駄泣きをしない。

お腹が空いたとき、眠い時、おむつが汚れた時。

この3つの生理的欲求の時しか泣かないのである。

ミルクを飲むと、すぐ眠るし、眠い時は、少し泣くけど、ラックを揺らしてあげると、すぐ眠りにはいる。

という感じだ。2か月から6か月の今でも、そんな感じなのだ。

そして、誰があやしてもニッコニコの笑顔で返してくれるAちゃん。

こんな子を嫌いな人はいない。

だれからも可愛がられる保育園のスター赤ちゃんである。

 

発達もすこぶる順調だ。

寝返り、お座り、離乳食、どれをとっても順調に進んでいる。

これは珍しいことなのだ。

家での様子をお母さんに聞くと、うちでもあまり手がかからないという。

こんな赤ちゃんだったら、育児ストレスなんてないのかもしれない。

うちの子供たちはみな手がかかる子ばっかりだった・・・羨ましい限りである。

 

保育園で働いてから、たくさんの赤ちゃんをみてきたが、こんな子はめったにいないのだが、前も同じような赤ちゃんが3人いた。

 

共通するお母さんのタイプ

手のかからない赤ちゃんに共通するお母さんのタイプ。

それは、赤ちゃんとの間に距離感を持って、冷静に落ち着いているお母さん。

赤ちゃんに距離感?と思うかもしれないが、関わり方をみているとよくわかる。

盲目的に溺愛していないのだ。

一人の人間としてみているというか・・

決して可愛がっていないのではない。愛情はヒシヒシと伝わってくるし、子供の発達もよく知っている。

 

たまに、真逆でこんなお母さんがいる。

朝、登園して保育士に子供を手渡す時に、まるで自分の恋人をみるような熱いまなざしで見つめ、ギュ~っと抱きしめ、一目をはばからずに顔中にキスをし、保育士に渡す。

そして、いつまでもその場を離れずに不安な気持ちいっぱいのオーラをまき散らす。

 

わかりますよ、かわいい小さいなわが子と離れ離れになりたくない気持ちは。

私も母で、産休明けからずっと働いてきましたから。

 

その未練がましい気持ちが、赤ちゃんにも伝わって、何か月たっても、保育園に全く慣れない赤ちゃんもいる。

 この未練タラタラのお母さんの赤ちゃんは、本当に手がかかる。

発達も遅く、離乳食も全く進みが悪い。眠りも浅く、すぐ起きてしまう。泣いてばかり。

手がかかると、保育のプロでも、神経がやられてしまう  → かわいく思えない

→ 赤ちゃんはいつまでも不安で泣いてばかり

という悪循環の図式にはまってしまうのである。なんてかわいそう・・・。

f:id:Lemongrass:20150826012755j:plain

共通するお父さんのタイプ

お父さんはというと、穏やかで、子育てもちゃんと手伝っている。

お父さんに、赤ちゃんのことを聞いても、様子を答えられる。

どっちかというと、お母さんの尻に敷かれ気味な感じ。

でも、とても仲良し。

 手のかかる赤ちゃんのお父さんは、めったに保育園にも来ないし、

赤ちゃんのこと何も知らない、忙しすぎるお父さん。

忙しすぎるので、お母さんと赤ちゃんがほぼ2人きりになり、過剰な溺愛となってしまうのであろう。

性別の違い

性別は手のかからないのは、圧倒的に女の子。

手におえないほど、やっかいなのは男の子である。

これは、やっぱり、母と息子という関係だからだと思う。

 

まとめ

手のかからない子がいいとは決して言わないけど、預かる方は、正直手がかからない方が助かる・・というのが、本音である。

 

小さいなわが子を預けて働くと決めたら、腹を据えて、日中の保育はお願いします、

仕事頑張ってきます、というきっぱりとした気持ちが、いい環境を作っていくのだと思う。

 

そして、親子でも、夫婦でも、兄弟でも、他人でもある程度の距離感は大事なんじゃないかな・・。